ルーマニア西部、ハンガリーとの国境付近に位置する大平原地方の民俗衣装。

特に美しいのはバックスタイルで、両側の袖の刺繍が見事に映えます。

布に穴を開けるカットワーク、白いサテンステッチでできたお花がらせん模様のように

どこまでも続いています。

前身ごろは、クロッシェレースによるS字のような幾何学模様、

カットワークとサテンステッチのらせん模様が細やかです。

袖先のカフス部分も、同様の手仕事が施されています。

アンティークのプラスティックボタンを留めて装いいただけます。

紐は後ろでとめるデザインです。

肩と襟元に、工場製の赤いレースやブレードが施されていますが、

刺繍の白が特に見事です。

生地は、厚いコットンの手織り布で、裾が少し風合いが変わります。

着用したところ、肩幅が若干狭い感じがしますので、Sサイズだと思われます。

ほかはゆったりした感じです。

＊おそらく保管時に他の刺繍から移ったと思われる、

右脇下にうっすらと黄色いシミ（レモン色の染料）、背部分にうっすらと青いシミが見られます。

＊他に目だったシミなどはございませんが、写真に写らない程度のシミや色移りなどは

ある場合がございますので、新品の状態ではなく、古着という感覚でお求め下さいませ。


襟周り　４５ｃｍ（紐で調節可能）

肩幅　３８ｃｍ（紐で調節可能）

袖の長さ　６０ｃｍ　

カフス手首周り　１６ｃｍ　

アームホール　４０ｃｍ

着丈　６５ｃｍ

Sサイズです。


＊国内に在庫がある品となりますため、レターパックプラス（520円）で郵送できます。