フォークロアの宝庫であるトランシルヴァニア地方。
現地では手仕事の担い手が高齢化し、その存続が危ぶまれています。
お年寄りのおばあさんたちは 人々との交流の機会も失われている現状ですが、
現地のおばあさんたちを元気にしつつ、
私たちも手仕事のメッセージを受け取り、お互いを活気づけるプロジェクト。
現地に17年在住の伝統手芸研究家が皆さまとトランシルヴァニアのおばあさんたちとの
橋渡しをして、皆さまに手仕事の素晴らしさをお伝えます。
こちらの企画も、今回で第6回を迎えることになります。
シク村のアウトライン刺繍(4日目)
最終日はフォークロアの宝庫と呼ばれるシク村を舞台に、
赤い刺繍として知られるアウトライン刺繍をお教えいたします。
シク村の清潔の部屋を彩るアウトライン刺繍、その独特の線の密集により生まれる美の世界。
シンプルな技法ではありますが、それだけに奥が深くもあります。
私が初めてシク村の文化に触れたエルジおばあさん宅にて行います。
エルジおばあさんはシク村最後の機織り職人でもあります。
夏に機織り、冬に刺繍をして何十年もの時を過ごしてきました。
アウトライン刺繍の手ほどきを受けながら、手仕事と過ごしたその人生の秘訣を尋ねてみましょう。
今回は、伝統図案を使い、正方形サイズの小さなクロスに仕立てます。
刺繍枠を使いますので、ご準備くださいませ。
シク村のアウトライン刺繍
簡易キットの内容は、コットン布(30×30cm)、イーラーショシュ用刺繍糸25g、針、図案のコピーがセットとなります。
5月18日(日)午後8時〜10時 (現地時間午後2時〜4時)
材料)刺繍枠、コットン布、刺繍糸、針、刺繍用ハサミ、印用ペン
*資金の関係上、1つのWSにつき20名以上集まった時点で決行とさせていただきます。
最低募集人数が集まった時点で、こちらからご入金先のメールをお送りさせていただきます。
ご入金を確認しましたら、お申し込み完了となります。
*材料込みか、ご自身で用意される場合は材料なしをお選びください。
材料の発送は5月初旬を予定しております。
*材料なしの方は、図案をあらかじめメールにてお送りいたします。
*材料は厚みがございますため、レターパックライト(420円)でお送りします。
他のご注文と同封の場合は、厚みによって発送方法が変わる場合がございます。
*参加者の方々にはZOOMご招待状を、本番3日前までにメールにてお送りさせていただきます。
*ワークショップの終了後、映像をお届けさせていただきますので
何度も見ながら刺繍をしていただけます。
もし急に本番ご参加いただけなくなっても、映像をお送りさせていただきますので、ご安心くださいませ。