トランシルヴァニア西部、カロタセグに伝わる伝統刺繍イーラーショシュ。
その魅力は、赤や黒、青、白による単色のステッチと、太いコードのようなラインを生かしたヴァリエーション豊かな図案にあります。
ハンガリー語のイール(書く、描く)が語源であるように、リネンの手織り布に直接図案を描き、そこに刺繍を施していきます。
イーラーショシュを初心者にわかりやすく伝える入門書。
インテリアに生かしたクロスやクッション、タペストリー、ファッションに応用したワンピースやエプロン、バッグなど。
さまざまな見本例の紹介や作り方、図案を詳しく丁寧に説明してあります。
カロタセグ地方に通い、古いイーラーショシュや図案描き、刺繍するおばあさんなどを訪ねた現地取材の写真や文章は、手芸の生まれた背景を鮮やかに物語ります。
現在、本としての扱いはございませんが、電子書籍化されましたので、
こちらにてご注文くださいませ。
「トランシルヴァニアの伝統刺繍 イーラーショシュ」
谷崎 聖子
大型本: 91ページ
出版社: 文化出版局 (2013/5/31)
ISBN-10: 4579114442
ISBN-13: 978-4579114443
発売日: 2013/5/31
*イーラーショシュの本ができるまでについて、
こちらのブログにてご覧いただけます。